追記・同性愛について
率直に申し上げますと、今回は控えて頂くのが無難だと考えます
と、申しますのは、フォロワーさんとの会話で思い出したのですが、以前、私の知る一般の方が誤って
同人誌を購入してしまった件があるのです
この本は幸いにして全年齢向け・カプ要素なしで本人も楽しんでいるようでしたが、その方は同人誌が
どういった存在であるかわかっておらず、平然と他の人にも内容を見せてしまうなどをしていたので、
公に見せていいものではないと説明して事なきを得ました
この一件から推察されるのは、今、同人業界が一般に流入しつつある、ということではないでしょうか
その方は、ネット通販で本を購入したと言っていました
自分の趣味について検索していたところ、その本が出てきたそうです
これは明らかに危険な事故だと考えます
ゆえに(サイトに検索避けを行っていること、また本書の需要が偏っていることを鑑みても)万が一の
事態があり得ると言うことです
単に絵柄が可愛いから購入したら、18禁の本だった
これは私の実話です
件の本は下の方にロゴがあったのですが、それがちいさく、また派手な背景に紛れてしまっており、
結果として私は溜め息をつく羽目になりました
売り子の方も、一言言ってくれればよかったのに――そう思ったりもしました(いや、言いづらいですね)
また、商業誌でも同性愛をテーマにした小説が普通のコーナーに紛れ込んでおり、誤って購入した一件もあります
これも表紙含め、どこにも同性愛をほのめかす要素がなく、ごく普通の歴史小説として扱われていたので、
店の方でも認識していなかったのではないでしょうか
私は異性愛を中心に執筆していますが、同性愛についても、[当事者同士が幸福であれば、
それはあり得る選択肢]だと思っています
また、ご依頼で同性愛をテーマにした作品も何点か執筆しています
ですので、そのときは驚いた程度で終わりました
けれども人によっては、苦手なこともあり得るわけで
私個人としては、多様性を尊重した上で、執筆者様を守るという観点から、同性愛は避けるという結論に至りました
尚、アム系、ゴシック系については、[生前の性別を作中で明言し、かつ異性の組み合わせとなっている]ので
あれば可とします