【考察】ラピスの実家について
- 氷雨
- 2023年2月16日
- 読了時間: 4分
これはっきりさせておかないと書けない――と自分で思ったので
史実の村人と、彼女の支援会話から見えてきた部分をまとめてみる個人用メモ
・史実
栽培されていたのはキャベツやカブといったアブラナ科の植物
トマトや芋は別の大陸から後にやって来る
→この時点で史実とは違う
彼女の故郷では「ブロディア芋」が栽培されている
あまり知名度が高くなさそうな辺り、限られた地域で食用とされているのか
キクイモみたいなイメージ
これも各地に自生しているが、食用というのはあまり知られていない
みずみずしく、甘い芋 歯応えは果物に似ているので、ちょっと見た目とのギャップに戸惑う(食べた経験あり)
村人は食べられる草・苦くない草であれば何でもオートミールの具材にしていた
→ラピスは食用の草に詳しい
ハコベとか実際美味しい
知識がないと毒草を摘む(=見た目が似ている草は生育環境や科が近かったりする)ため、食べるのはお勧めしない……筆者は薬草学の書物を嗜んでいるので、それなりに知識があって食べています
史実では意外とハーブとかも栽培していたようなので、初歩的な風邪薬ぐらい作れたりするんだろうか、彼女(ミントで解熱、タイムは咳を改善する働きあり)
大抵の村には鍛冶屋があり、生活必需品を購入できた
→鉱山を有する国なので鍛冶屋がいないというのはちょっと不自然 この辺は村人のたくましさをデフォルメしているのかな~と思う
イルシオンの方が腕のいい職人がいるっぽいので、輸出専用なのか……?
軍事国家なので、職人は徴集を受けているとか 職人ギルドの弟子になればけっこうな収入を持てる
給金欲しさに兵に志願するのは次男坊~三男坊の土地を継げない子供であり、手に職があるのであれば、軍人よりも職人の道を選ぶ
貧しい家=子だくさんのイメージがあるが、史実だと貧しい家では一人っ子が主流であり、二,三人目はそれなりに裕福な家で、保険として育てる側面があったようだ(土地を手放さず、畑や家業の管理を続けるため)
カスパルは「家督を継げないため、自力で軍人を目指していた」生徒
あの世界だと女性も領主になるようだが、史実では女性=土地を預かっている立場であり、夫が出来れば領土なども夫のものになったようだ
また、身分違い・住んでいる村が違う場合には女性側で領主にお金を払う謎の制度が存在する
土地を移る=税が減って領主が損をするため、らしい
村人の教養程度
蒼炎にて山賊が手紙を書いている どうも文字は一般的に普及しているようだ
史実においては喋っている「読み言葉」と文章にする「書き言葉」が一致しておらず(テリウスで言えば聖書や魔道書が古代語で書かれているような感じ)、習得しても活用する機会が限られていた+村暮らしは忙しいため、学んでいる暇がなかったようだ
書物が発達しているFE世界では、普通に書き言葉と話し言葉が一致している可能性
魔道書だけ古代語で、これは別に学ぶ必要がある、的な
学校みたいな大きな建物よりは、教会の司祭が教えていたらしい ちなみに司祭にはその地方出身者と、街から派遣されてきた二つのパターンがある
史実だけではなく、暁のエンディングにて、キルロイが教師になったという記述あり
肝心なラピスは、ちょっとわからん……ラファエルは座学に苦戦していたが、村に住む妹に筆記用具を贈っていたし……学校とかあるのかもしらん
――ここまで書き出して、少女武勇譚をなかったことにしたくなってきたぞ!
騎士になる道
新紋章ではクリスやカタリナが若者の姿で騎士団に入り、比較的に短い期間で卒業・叙任式を迎えている
史実だと10~14歳程度の子供時代から主君の家に入り、従者として仕えるようだ
ここで教養や作法を学ぶが、座学はない
ひたすらに鍛錬
18歳前後で主君の許しを受けて騎士になる この際、叙任式の出席に必要な鎧一式は実費である 覚醒のカラムは家族から鎧を貰ったといっている 史実の村人ではまず無理なので(資金的に式に出られず、従騎士のままの人物も多かった)、史実よりも鎧が出回っているのかも
ラピスが叩き上げで第二王子の臣下になった過程がちょっと不明
すでに騎士団入りした状態で大会に出た、――という可能性の方が高い気がしてきたぞ……騎士の場合は決闘じゃないかって気がするんだが、どうだろ
デイン宜しく、軍事国家なので実力さえ認められればのし上がれる感じか? 逆に大会で活躍して騎士団入りしたって線もありそうなのよな~
ラピス村人時代の武勇伝ばっかり話してくれるけど、見習いだった時期があるならそれを口にすると思うんだよな 自慢とかではなく、体験談を伝えることで相手の疑問に応えるタイプの子なので
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